江戸川区議会議員として、子育てと教育に取り組む理由

江戸川区議会議員の林あきこです。

私が江戸川区議会議員として特に力を入れている政策の一つが、子育てと教育です。

なぜ、この分野に力を入れているのか。

その原点は、私自身が江戸川区で子どもを育てる中で感じた、たくさんの「もっとこうなればいいのに」「なんでこんなに不便なんだろう?」という小さな疑問でした。

出産をきっかけに、行政が一気に身近になった

子どもを産む前の私は、行政との接点がそれほど多いわけではありませんでした。

ところが、妊娠・出産をすると状況が一変します。

妊婦健診、出産後の健診、子どもの予防接種、保育園への入園、そして子どもが小学生になれば学校や学童――。

子どもが生まれたことをきっかけに、行政サービスが生活のすぐそばにあることを実感するようになりました。

同時に、実際に制度を利用する側になったからこそ、気になることも増えていきました。

特に、働きながら子育てをしていると、

「もっとこういう仕組みだったら使いやすいのに」

「どうしてこんなに手続きが大変なんだろう?」

「今の働き方や子育ての実態に、制度が追いついていないのでは?」

と感じる場面が少なくありませんでした。

保育園のこと、学童のこと、学校のこと。

一つひとつは日常の中の小さな困りごとかもしれません。

でも、同じような不便を感じている家庭がたくさんあるのであれば、それは個人の問題ではなく、行政の仕組みとして考えるべき課題なのではないか。

そんなことを考えるようになりました。

「だったら江戸川区の職員になろう」

そこで私が最初に考えたのは、政治家になることではありませんでした。

「だったら、自分が行政の中に入って変えればいい」

そう考え、特別区(東京23区)の経験者採用試験を受験することにしました。

当時の私は民間企業で働いていましたので、その経験を行政でも生かしながら、江戸川区の子育て環境をもっと良くしていきたい。

そんな思いで試験に挑戦しました。

ところが、面接試験の準備をしていたとき、思いがけない転機が訪れます。

模擬面接で言われた「それは区議会議員の仕事です」

予備校で模擬面接を受けたときのことです。

面接官役の方から志望動機を聞かれ、私はこれまで考えてきたことをそのまま話しました。

江戸川区で子育てをする中で、制度について「もっとこうした方がいい」と思うことがある。

自分の経験を生かして、子育てしやすい江戸川区にしていきたい。

そんな話をしたところ、返ってきたのが、

「その志望動機は、区役所の職員ではなく区議会議員の仕事ですね」

という言葉でした。

言われてみれば、確かにその通りでした。

行政職員は、法律や条例、予算などに基づいて行政サービスを着実に実施していく立場です。

一方で、「この制度を変えた方がいいのではないか」「新しい仕組みをつくれないか」と住民の声を行政に届け、政策として提案し、予算や制度をチェックするのは、まさに議会の役割です。

そこで初めて、

「区議会議員になるという方法もあるのか」

と考えるようになりました。

志望動機ではなく、志望先を変えました

普通なら、採用試験に合格するために志望動機を書き直すところだったのかもしれません。

でも私は、

志望動機を変えるのではなく、志望先を変えることにしました。

そこから「選挙に出るって、そもそもどういうことなんだろう?」と調べ始めました。

選挙の仕組みも、政治の世界も、最初から詳しかったわけではありません。

それでも、自分が江戸川区で暮らし、働き、子どもを育てる中で感じてきたことを、行政の仕組みを変える側から届けてみたい。

そう考え、江戸川区議会議員選挙への挑戦を決めました。

そして選挙を経て、江戸川区議会議員として仕事をすることになりました。

子育ての「小さな困った」を政策につなげたい

議員になった今でも、私の原点は変わっていません。

子育てをしていると、

「これ、もう少し何とかならないかな」

と思うことがたくさんあります。

保育園、学童、学校、不登校、特別支援教育、外国籍の子どもへの日本語教育、登下校の安全、保護者と学校との関係など、子育てや教育を取り巻く課題は多岐にわたります。

行政から見れば一つの「制度」であっても、利用する家庭にとっては毎日の生活そのものです。

だからこそ私は、制度をつくる側の論理だけではなく、実際に子育てをしている人がどう感じるのか、子どもにとってどうなのかという視点を大切にしたいと思っています。

もちろん、すべての要望を行政サービスで解決できるわけではありません。

限られた税金を使う以上、本当に行政が担うべきことなのか、費用に見合った効果があるのかという視点も必要です。

そのうえで、時代や生活の変化に合わなくなった制度は見直し、必要なところにはしっかりと支援を届ける。

そんな江戸川区にしていきたいと考えています。

江戸川区で子どもを育ててきた一人として

私が政治の世界に入ったきっかけは、何か大きな政治理念が最初にあったからではありません。

江戸川区で子どもを育てながら感じた、

「もっとこうなればいいのに」

という、とても身近な疑問でした。

あのとき模擬面接で言われた一言がなければ、私は今、区議会議員をしていなかったかもしれません。

けれど、入口は小さな疑問だったとしても、議員になって行政の仕組みや予算を知れば知るほど、子育てや教育をより良くするために議会ができることはたくさんあると感じています。

これからこのブログでも、江戸川区の子育て・教育に関する制度や課題、議会で私が質問・提案していること、そして実際に制度がどう変わったのかを、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

「江戸川区のこの制度、どうなっているの?」

「こんなことで困っている」

そんな日常の小さな疑問や声も、ぜひお寄せください。

一つひとつの声を、江戸川区をより暮らしやすくするための政策につなげていきたいと思っています。